Pushの主導権を握る重要性とは?【主導権の要素】
はじめに
今回はレーンでのPushの主導権を握る重要性について触れていきます。レーンをいつでもPush出来るようにする、Waveが来るたびにPushをする、ということは非常に大きなアドバンテージとなります。
Pushの主導権を握る重要性とは?【主導権の要素】
まずはPushの主導権、についてお話していきます。簡単に言えば自分が先にレーンを押すことが可能な状態のことを指します。今回は自分のメインロールであるMidを例にして説明しますが、これはどのレーンでも同じことだと思います。
レーンを先に押すことが可能な要素として大まかに分けて
- チャンピオン性能の差
- アイテムの差
- プレイヤーの差
があります。
まず1つ目のチャンピオン性能の差です。今回は対面が(カサディン)であると想定します。具体例を挙げると序盤の
(タリヤ)です。少しNerfを受けてしまいましたがそのPush力は健在で序盤では殆どの相手に対してPushをすることが出来ます。特に今回は対面は
と、AoEスキルがEしかないチャンピオン、かつMeleeなのではQとEを打つだけでミニオンに与えるダメージが相手よりも大きいので先にPushすることが出来ます。
次にアイテムの差です。キルを持っている、つまり育っている側は基本的にステータスが高いのでPushの主導権を握りやすいです。また最近では(ミニオン吸収装置)を持っているほうが序盤のPushの主導権を握りやすいです。その理由としては、一方がこれをもち、一方が持っていない場合、持っている側が砲台ミニオンに使用することで、一方的に押し付けることが出来ます(序盤砲台ミニオンは簡単に処理できないため)
次にプレイヤーの差です。を使ってQの使い方を間違えてしまったり、Eを出し惜しみして使わなかったり、スキルを外してしまい・・・等とミスが重なるとManaが切れてしまいます。そうなると当然スキルを打てなくなるのでPushが出来なくなり、Mana持ちの良い
側がPushの主導権を握ることになります。
そして、これらのをまとめた上で、プレッシャーの差が存在します。LoLでは6になるとUltを取得できます。のUltは移動系スキルなのに対して
のUltはダメージかつリープスキルなので上手くスキルを使えば
のEをすり抜け、ダメージトレードに勝つことが出来ます。そして
側からすれば本来主導権を握っているはずが1度ダメージトレードに失敗してしまうと(次も大きなダメージを受けてしまう)となりミニオンにスキルを打ちにくくなり相手に先にPushさせることを許してしまいます。(プレイヤーの差でカバーすることも十分に可能です)
これらがレーンを先に押すことが出来る要素です。要素を知っておくことでどうすればレーン戦で主導権を先に握ることができるのか、今どちらが握ることができるのか、ということを理解しやすくなります。
次回以降で主導権を握った際のメリット、握られた際のデメリット、主導権の活かし方、主導権の取り返し方について触れていきます
まとめ
- 主導権を握るためには3つの要素
- チャンピオン性能
- アイテム
- プレイヤー
最後に
今回はPushの主導権を握る重要性、その要素について触れました。今回の内容は触りなのであまり参考にならないかもしれませんが、次回以降はもう少し掘り下げて説明していきます