はじめに
リーシュ(Leash)はJungleの周回速度を上げるために手段です。
しかしこれをする理由をしないとレーンで不利を背負ってしまうことも、Jungleが不利を背負ってしまうことがあります。
今回はリーシュをする意味について触れていきます。
リーシュをする意味とは?
リーシュ(Leash)・・・英語での意味では紐で繋ぐ、などの意があります。
LoLではモンスターにダメージを与えてあげてJungleがモンスターを狩るスピードを速くすることを指します。これは最初の1クリープ目だけでなくドラゴンやバロンを狩るときにも使うことがあります。
ゲームが始まって1週目は1Lvでスキルが1つしかないので少し回るのが遅いチャンピオンがいます。そういった場合に手伝ってあげることで周回の手助けをし、アクション出来る時間を増やすことが出来たり、体力を高く維持した状態で周回することが出来ます。
また装備が整っていないときのドラゴン等のオブジェクトもリーシュしてあげることで素早く終わらせることが出来ます。
リーシュをするデメリット
まず1つはレーナー側にデメリットがあります。リーシュをすることによって、レーンに入るのが遅れるので、相手がリーシュしていない場合には先にミニオンに触られてしまいます。そうなると殆どの場合で2Lv先行されてしまい、そのまま3Lv…となります。特にBotでは相手がメイジサポートののようなチャンピオンの場合タワー下に押し込まれてガンクがないとつらい~なんて状況になってしまいますし、Topではのようなファイターを相手にする場合にリーシュをしてしまうとそのままレーン戦でダイブされてしまったり、のようにレンジドチャンピオン相手にする場合でも前にポジションを取られてしまい何もできない~なんてことになりかねません。なのでリーシュを行った側は基本的にはレーン戦最序盤で不利を背負います。
そしてジャングラー側にもデメリットは存在します。リーシュをすることでスピードが速くなるから問題ない!なんて思うかもしれませんが、どこのクリープからスタートしたのか相手に情報を与えることになります。相手が等の1v1で強力なチャンピオンの場合、相手にどのクリープで襲えばいいか、といった情報を与える可能性があるので気を付ける必要があります。
結局リーシュする?しない?
ジャングルペットが実装されて以降、どのチャンピオンでもある程度の体力、周回速度が保証されるようになりました。なので基本的にはリーシュは必要はないと思います。レーンが不利になるとその分相手のジャングラーがカウンタージャングルをしてくる可能性があるので、結局しわ寄せがきてしまいます。
ただし、何かしらのリーシュを行ってもらう理由がある場合は別です。
まずはレーンがリーシュをしてもしなくてもあまり変わらないマッチアップの場合です。例を挙げるとのような1Lvで何もすることがないチャンピオンの場合はリーシュをする場合も多いです。またのようなリーシュでのダメージが非常に高いチャンピオン等の場合も行う時もあります。
次にジャングラーに何かしらの考えがある場合です。3Lvでリーシュをもらった側にガンクに早めに行く、相手のジャングルにカウンタージャングルを行う、などのリーシュをもらうことで周回速度を早くし、何かしらのアクションをすると決めている場合はリーシュを行ってもらう場合もあります。
そして相手がリーシュを行うと予測できた場合です。相手がリーシュをするのならこちらのジャングラーの周回速度を負けないようにする、といった選択肢もあります。
なので基本はリーシュをしない、リーシュをするのは何かしらの理由がある場合、で良いと思います。
まとめ
- リーシュする?しない?
- 周回速度が速くなる
- 体力を維持できる
- レーンが開幕不利を背負う
- 周回ルートが相手に知れる
- 基本はいらない
- 理由があるならリーシュをしよう
最後に
リーシュを基本的は行わなくてよい、と書きましたが、当然行う場合もあります。
行うことでレーンは不利になりますがジャングルは楽になります。なのでその行った分の得をジャングラーがどこで活かすのかが大事なので、持ちつ持たれつの関係を忘れないようにしましょう。