はうちゃれ ~How To Be A Challenger~

元プロ、チャレンジャー常連が送るアイアン~グランドマスターを対象とした LOL (League of Legends)の 攻略 ブログです。

パワースパイクを考える(レーン戦編)

はじめに

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前回はパワースパイクについてについてお話ししました

今回はもう少し細かい内容、レーン戦に絞ってお話ししていきます。レーン戦段階でパワースパイクについて考えることでLoLで大切な序盤の組み方をどうするか、を考えることが出来ます。

パワースパイクを考える(レーン戦編)

今回はレーン戦での話なので~10Lvくらいまでを想定してお話しします。Midレーンを例に挙げますが、他のレーンでも同じ考えをすることが出来ます。

まず大きく分けてレーン戦に弱いチャンピオンと強いチャンピオンです。

  • レーン戦が弱いチャンピオン

というのは装備が整ってから強くなり始めるチャンピオン、スキルレベルの依存度が高い、装備依存度が高い、つまりはパワースパイクが遅いチャンピオンです。
などのダメージを出すために1~2つ以上のアイテムが欲しいチャンピオン、もしくは一定のスキルレベルが欲しいチャンピオンです。

後述するレーン戦が終わった後にスパイクを迎えるチャンピオンよりも少し早めにスパイクを迎えることが出来たり、トレードもそこまで悪くないチャンピオンも多いので使用者の技量次第では早い段階から強さを発揮することも可能です。

  • レーン戦が強いチャンピオン

逆に強いチャンピオンは射程、スキルダメージがアイテムが少なくてもともに高いf:id:howchalle:20161207092616p:plain等が挙げられます。こういったチャンピオンは1つアイテムが出来たあたりで大きくチャンピオンパワーが増加する、言い換えればパワースパイクを早い段階で迎えるので、レーン戦から相手にプレッシャーを与え、主導権を握ることが勝率を挙げる秘訣になってきます。

  • Ultを覚えてから強くなるチャンピオン

また、Ultを覚えてから一気に強くなる、といったチャンピオンも存在します。
f:id:howchalle:20161207092616p:plainなどの殆どのMidチャンピオンがその例ですね。装備が整っていなくてもUltを覚えることで一気に強くなりレーン戦の立場が逆転する、といったことは珍しくありません。

なんかはUltを覚えてもダメージが低く1人でソロキル、といった事は難しいですが小規模戦での影響力は一気に上がります

  • アイテム1つを得てから強くなるチャンピオン

上で挙げたは6でもある程度のスパイクを迎えますが、が出来る9Lv辺りからが本番です。
基本メイジ系統のチャンピオンは1つアイテムが出来てから急激に強くなる&ウェーブクリアが出来るようになるので無理に主導権を取りに行っても良いですが、きつそうならレーン戦で耐えて装備が整うまで耐えるだけでも問題はありません。
序盤に強い相手が来た際は焦らずにスパイクを待つマインドを持ちましょう。

  • レーン戦が終えた後にスパイクが来るチャンピオン

今回はレーン戦に焦点を当ててお話ししましたがレーン戦6LvでUltを覚えてもパワーが少し上がるだけできついチャンピオン、終えた後の12,13あたりからがスパイクを徐々に迎えるチャンピオンもいます。

がわかりやすいチャンピオンですね。このようなチャンピオンはパワースパイクがアイテムが2つ以上揃ってからです。なのでこういったチャンピオンの場合、無理にレーン戦でソロキルを狙わずともある程度の主導権を維持したままアイテムが揃うのを待つことも大切です。ただ全てをギブしてしまうと相手にスノーボールされてしまうので戦える場面があるならしっかり戦いましょう。

まとめると、レーン戦で強いチャンピオン、弱いチャンピオン、6から強いチャンピオン、リコールをして少しだけ装備を整えてから一気に強くなるチャンピオン、レーン戦勝てなくてもよいので耐えるだけでよいチャンピオンなど、それぞれスパイクが違うので自分の得意チャンピオンのパワースパイクは把握しておきましょう。

そうすることで自分がどのタイミングで戦闘をすればよいのか、オブジェクトをギブするかどうかの判断をすることが出来ます。

まとめ

  • PowerSpikeを考える
  • レーン戦に弱いチャンピオンと強いチャンピオン
  • 少しのアイテムで強いチャンピオン
  • Ultでスパイクが来るものも
  • 耐えるだけでよいチャンピオン

最後に

パワースパイクは判断を下すための参考程度にすぎません。マッチアップによってはパワースパイクが遅いチャンピオンでもレーン戦から強気に行くことで有利を築くことも出来ますので、後半向けのチャンピオンだからといって全てをギブする、といった判断はしないようにしましょう