はうちゃれ ~How To Be A Challenger~

元プロ、チャレンジャー常連が送るアイアン~グランドマスターを対象とした LOL (League of Legends)の 攻略 ブログです。

パワースパイクを理解しよう

はじめに

今回の内容はパワースパイクについてです。パワースパイクについての内容は何回かに分けて行いますが、今回はパワースパイクとはそもそも何か?といった内容です。
LoLでは頻繁に使われる言葉なので覚えておいて損はないでしょう。

パワースパイクとは?

PowerSpike(パワースパイク)・・・チャンピオンにおいて、極端に強くなる瞬間/時間帯のこと

パワースパイクがいつなのかはチャンピオンによってそれぞれ大きく異なります。
パワースパイクというのはチャンピオンのレベル(スキルレベル)、装備が大きく関係しているからです。

簡単に説明するとチャンピオンのスキルは、基礎ダメージが高いものだったりダメージレシオが高いものがあったり、レベルを上げるとCDが低下していくものもあります。

基本的に基礎ダメージが高いものは序盤からある程度効果を発揮してくれますし、レシオが高いものは装備が整ってくる毎にダメージも大幅に上昇していきます。

チャンピオンの例を挙げてみると

のようにUItを覚えてから大きく影響力をあげるチャンピオンもいますし、

なんかは6-11-16でUltのレベルを上げるごとにCDが大きく減少するので、16で完全にパワースパイクを迎える、と言えます。

f:id:howchalle:20161121201658p:plainf:id:howchalle:20170205205708p:plainのように中盤~終盤にパワースパイクを迎えると言われているチャンピオンはスキルレベルを上げることによるスケール幅が大きく、装備を整えることによるダメージの伸びが大きいです。簡単に言えばアイテム依存度が低いチャンピオンが序盤、アイテム依存度が高いチャンピオンが終盤にパワースパイクがあると考えて良いです。

ただ基本的にはこのゲームにはUltを覚えてからパワースパイク~といったチャンピオンが多いです。

パワースパイクは統計サイトなどから、ゲーム時間帯毎の勝率、などをみると大体わかると思います。サムネイルのはの勝率です。

パワースパイクを理解しよう

なぜパワースパイクを考えたほうが良いのか。

パワースパイクを考えることでまずドラフト画面から役に立ちます。
例えば終盤にパワースパイクが偏っているチャンピオンばかりPickしてしまうと、中盤終盤はパワーがあるがそもそも、序盤が強くないので序盤に凹んでしまうと後半までに取り戻すのに時間がかかってしまったり、そのままゲームを畳まれてしまう可能性もあります。基本的にはパワースパイクはある程度は散らしておいた方が良い場合が多いです。

そして1番の理由がゲームの展開をどうするかの指標になります。

例えば自分がを使っていて自分たちの味方のチャンピオンが

Topが-相手がジャングルがBot-だったとしましょう。はビルドにもよりますが序盤中盤に大きな力を発揮するチャンピオンです。は基本は小規模戦が非常に強いチャンピオンです。

が中盤以降強いチャンピオンなのでできるだけ序盤に助けてあげたい~みたいなことも考えることも出来ますが、と序盤から強く、1コアでパワースパイクを迎えるチャンピオンが揃っているのでBotでは1コア同士だと、3v3は負ける可能性が高い~と考えることができます。逆にTopではは序盤は強くは最低でも20分ほどの時間が必要なので、無理にBotに序盤に行くよりもTopの強さを利用して自分が成長して、基本は最低でものレベルが6になってから行こう~とゲーム序盤のプランを考えることも出来ます。(勿論状況にもよりますが)

また、ゲーム中盤に差し掛かってたときなどに、相手は終盤にパワースパイクを迎えるチャンピオンが多い構成だから早い段階でゲームを畳みたい、こちらは終盤強い構成だからできるだけファームして耐えたい、と考えることも出来、集団戦を起こすべきか、オブジェクトを明け渡してタワーやファームを優先をするかの指標にもなります。

なので、自分たちが今どうするべきかをわからないときは、チャンピオンを確認し、パワースパイクがいつなのかを考え、今ファイトできそうなのか、もう少し待った方が良いのかを考えれると確実にゲームの勝率が上がると思います。

まとめ

  • パワースパイクを理解しよう
  • チャンピオンが極端に強くなる時間
  • アイテム、スキルレベルに関係
  • アイテム依存度があるかどうか
  • ゲームを組み立てるための指標になる

最後に

LoLにはチャンピオン数が多いので、全部のパワースパイクを覚えることは難しいと思います。なので自分が使うチャンピオンくらいはある程度把握しておくことで、自分がゲームに影響を与えるタイミングで活躍することができるので、しっかりと把握するようにしましょう。