はうちゃれ ~How To Be A Challenger~

元プロ、チャレンジャー常連が送るアイアン~グランドマスターを対象とした LOL (League of Legends)の 攻略 ブログです。

ビッグウェーブを意識することの重要性

はじめに

レーン戦で勝っているのに上手くゲームを回せない、オブジェクトが取れない、アクションができない、といった人は、ビッグウェーブを作るということを意識していない人が多いです。今回はビッグウェーブの作り方、ビッグウェーブを作ると何が良いのかについてお話していきます。

ビッグウェーブとは?

ミニオンの数が多く溜まっている状態(2~3ウェーブ)のことをビッグウェーブと呼びます。
レーン戦で有利を握っている場合はこのビッグウェーブを作ることが有利を広げるために大切です。

ビッグウェーブを作るためにはミニオンを削りすぎてはいけません。
ミニオンにスキルを使ったり、AAをしてしまうと相手のミニオンが消える速度が速くり、その結果自軍ミニオンが相手のタワー下まで進撃してしまい、タワーの攻撃を受けてどんどんと倒されて行ってしまいます。

なのでビッグウェーブは可能な限りミニオンにAAしない、スキルを使って削らない、ラストヒットだけ取ることが大切です。

ビッグウェーブを作りやすいレーンがBotとTopです。Midでも作ることはできますが、Midには遠距離からウェーブを消せるメイジが来ることが多いですし、レーンの距離も短いので作りづらいです。

ではいつビッグウェーブを作ることができるのか、
端的に言ってしまうとレーン戦で勝っているときです。
まず1番作りやすいタイミングとしては2Lv先行ができると確定したときです。
重要なのが、2Lv先行したタイミングではなく、先行ができると確定して相手が下がり始めたタイミングです。
2Lv先行してからビッグウェーブをためようとミニオンを殴る回数を減らしても、ミニオンが相手のタワー下に入ってしまう場合が多いです。

のでBot,Topで1Lvの駆け引きや、マッチアップの有利で早い段階で2Lv先行が確定したのなら、ミニオンを殴ることをやめましょう。ここは経験や実力の部分になってきます。こうすることでこちらが3Lv、相手が1Lvの状態を作ることすらもできます。

それ以降は主導権がある際、こちらのタワーにミニオンが押し付けられた後など、自分がレーン戦で1v1で有利なら、相手にミニオンを触らせないことでビッグウェーブを作ることが出来ます。

基本ビッグウェーブを作る為には、
可能な限り相手にミニオンを触らせない(ミニオンが減ってしまうので)
ラストヒットだけ取る

の2つの条件さえ守れば大丈夫です。

ビッグウェーブをつくるとどうなるの?

ビッグウェーブを作ることによって、ターンを長く使うことができます。

相手側からすれば押し付けられた大量のミニオンを処理しないといけないので、押し付けた側がアクションに向かっても対応するとミニオンの損が発生するので基本的には追いかけに行ったりすることは難しいです。

またビッグウェーブを相手のタワー下に押し込んだ際にタワーダイブを行うことで、キル交換になっても、通常よりも多くのミニオンを焼くことで相手に大きな損を与えることもできます。タワーダイブを行わなくても多くのミニオンがタワーにダメージを与えてくれるのでプレートもとりやすくなってきます。

またプロキシファームなどの戦術も取りやすくなります。
用はビッグウェーブを押し付けることで、リコール、ハラス、ダイブ、オブジェクトを触る、プロキシファームなどと、やりたい放題できるわけです。

まとめ

  • ビッグウェーブを作ろう!
  • ミニオンを触らせない、最低限だけ殴ればできる
  • BotTopで作りやすい
  • 大きな有利を築くことが出来るきっかけに
  • ターンを長く使える!

最後に

基本ビッグウェーブを作った後はダイブすることが多いです。特に競技シーンなんかではビッグウェーブ→ダイブを繰り返すことで相手に大きな損失を与えて有利を広げていきます。なのでレーン戦に勝ってる人はビッグウェーブを作ることを意識するようにしましょう。