はじめに
今回はスキルショットの当て方(当てるコツ)の方向指定編です。
方向指定スキルは強力なものが多く起点になるスキルがおおいので、ある程度当て方を知っておく必要があります。
今回は自分なりの考え方、意識していることについて触れていきます
射程を理解しよう
今回はMidを例に挙げて説明しますが、この考え方や動き方は他のレーンでも有効なので参考にしてください。
方向指定スキルで有名なものを挙げるのQやEです。方向指定スキルには基本的に"射程"が存在します。勿論例外もありますが今回は省きます。
まず最初に射程です。上で触れたように殆どスキルには射程があります。
射程が届かずにスキルが当たらない、となるとマナも無駄になってしまい、スキルがCDになってしまうので出来るだけ避けたいです。なので大体どのスキルがどれくらいの射程なのか、使っているチャンピオンは把握したほうが良いです。
ただ、慣れていないうちは射程を表示させてから使う、ということをしても全く問題はありません。
自分はこのような設定にしているので、Shift+確認したいスキル
を押すと射程を確認できるようにしています。射程はチャンピオン毎に違うのでこの設定にしたり、スキルにカーソルを合わせて雰囲気を確認すると良いです。
また射程に関してですが、スキルは出来るだけ射程ギリギリを考えて狙うようにするのが良いです。近づけば近づくほど当然当たりやすくはなりますが、相手のAA、スキルの射程に入ってしまうので、勝てる確信があるとき、離脱の手段があるとき以外はあまりお勧めしません。
のQなんかは射程ギリギリで当てると往復のダメージが入るので大ダメージを狙うことも出来ます。
相手の行動を予測しよう
次に相手の行動の先を狙う、です。
棒立ちしながらレーニングを行うプレイヤーはいません。なのでスキルは動いている相手を狙うことが多くなります。
相手が動く先、何をするかを考えてスキルを打つことがスキルを当てるために重要になってきます。
例えばCSをとる瞬間です。CSをAAでとる瞬間は足が止まるので、そこがまず1番のねらい目になります。
逆にこちらがCSを取る瞬間などは相手もスキルを狙ってくるので、移動が止まる場合もあるのでそこを狙うのも1つの手です。
相手が自分に対してスキルを当てようと近づいてこようとしている際はその相手の移動先を狙う、相手が逃げようとしている際はその先を狙う、といったように相手がどこに行こうとしているか、を考えながらスキルを打ちましょう。(どれくらい先を狙うかはスキルの速度に関係してきます。)
ミニオンが消える瞬間
次にミニオンが消える際を狙う、といったテクニックです。方向指定スキルには貫通するものとしないものがあります。
のQはミニオンに当たっても関係なく貫通しますが、Eは当たるとそのミニオンでとまってしまいます。貫通するものはミニオンに関係なく打っても良いですが、貫通しないスキルは強力なものが多く、相手も当然警戒するので、貫通するスキルよりも当てにくいです。
そういったスキルはミニオンのヘルスがなくなり、ミニオンが消えた瞬間、また別のスキルでミニオンを消しつつ狙うなどをしましょう。
逃げる方向を制限してから打つ
図を用いて説明します。
このような場合だと相手が左右に動くことでスキルを簡単に避けられますが、
相手の背中にある壁を利用することで1方向にしか逃げれないようにすることで当たる確率が格段に上がります。
なのでスキルを焦って打つのではなく、相手の近くに壁が少し待って壁を利用してスキルを打つようにしましょう。
相手の癖を見抜く
次に相手を研究するやり方です。ある程度レートが上がってくると、スキルを避ける動き、例えばサイドステップをしてきたり、急に方向転換してスキルを避けようとしてきたりします。
なので何も考えずにまっすぐスキルを打ったり、このCSをとりに来るな、と思いスキルを打っても、それがフェイントで急に方向転換して後ろに下がる、といったことをしてくる場合があります。
そのような場合は、"この相手ならここで方向転換する""この相手ならスキルを左に避ける動きをする"等と考えてスキルを放つようにしましょう。
殆どのプレイヤーは一方向のみにスキルを避けようとするプレイヤーが多いです。
例えばのQを打った際に左側にムーブして避けるプレイヤーはこの後も左側によける可能性が非常に高いです。なので次からは少し左側に方向指定スキルを放つことで当てやすくなります。この相手は毎回右に避ける、左に避ける、というのは癖みたいなものなのでそこは狙いたいです。
まとめ
- 射程を考える
- 相手の行動を予測して打つ
- ミニオンを取る、消える瞬間を狙う
- 壁を利用する
- 癖を見抜いて打つ
最後に
方向指定スキルはどんなに上手いプレイヤーでも外してしまう場合があります。
外すとプレッシャーがなくなってしまう、ということもありますが、打たないと上手くならないので練習のうちは打ってスキルの当て感を鍛えるようにすると良いと思います。